自分がなぜ医師になったのか・・・?中学から高校のころ、両親に仕向けられる(すすめられる)ように!? 医学部医学科への受験を志すようになり、晴れて医学部医学科に合格して大喜びしたのはまだ鮮明な記憶として残っています。医学部の受験の面接の際に試験官に「あなたはなぜ医師になろうと思いましたか?」という、超ありきたりな質問を受け、「人の役に立つことがしたいからです」と答え、そしたらまた試験官に「人の役に立てる仕事は医師以外にもたくさんありますね!」と、苦笑しながら言われたことも鮮明に覚えています。あれから20年以上がたち、今ここに自分の思わんとする医療を提供すべくスタート地点に立つことができました。これも、これまで周りで支えてくださった方々、友だち、そして医学部に仕向けて(すすめて)くれた両親や家族のおかげであり、その恩に恥じることないように、身も心も引き締まる思いであります。